リールカスタム&修理に使うベアリングについて記録の巻

 

こんにちは。

keyです。

今回は、ほぼ自分のための備忘録となります😅

 

ここではNMB(ミネベア)製ベアリングについて書いていきますが、まぁニーズは少ないかと。

 

それでもOKという心の広い方は、最後までどうぞお付き合いください。

 

今回も、どうぞ宜しくお願い致しますm(__)m

ベアリングに種類あり

リールの整備&改造で使用するベアリングはミニチュアボールベアリングといい、ミネベアでは『DDL-〇〇〇ZZ』などと表記されています。

 

keyは、このリールいじりの世界に足を踏み入れて、ベアリングにも違いがあることを知ったのでした🙂

素材による違い

これは部品記号『DDL-』の部分。

『DD』はマルテンサイト系ステンレス鋼

『L-』は肉薄タイプ(フランジ付き)

を表します。

 

へぇ~、そうなんだって感じに理解してます😅

構造による違い

ベアリングには構造によって、シールド型とオープン型の2種類があります。

『〇〇〇ZZ』のZZの有無です。

 

『Z』は鋼板シールド

両サイドに取り付けた場合が『ZZ』

 

要はシールド型が『ZZ』あり。

ゴミが入りにくいがメンテしにくい。

 

オープン型は『ZZ』無し。

メンテしやすいがゴミは入りやすい。とkeyは解釈しています。

 

色々と使い分けるための条件とかがきっとあるんでしょうね🤔

 

メーカーによっては防錆加工されているものもあります。

あくまでも防サビです。

絶対サビないという訳ではないですよ

ベアリングのサイズを測る

リールに使われているカラーをベアリングへ交換、またはベアリングからベアリングにするときに絶対必要になってくるのが、寸法です。

『DDL-〇〇〇ZZ』の『〇〇〇』の部分。

 

それが『1370』だった場合、外形13mmで内径7mmを意味します。

 

これを知るのに必要なのは、ノギスです。

ノギスは必須!あると便利ですよ

リールいじりを始めるまで、ノギスとは縁遠い生活を送っていました。

最後にあったのは、中学校の『技術』の時間だった気が。

 

記事にしていて思い出したけど、何かの単発エンジン分解・組み立てとかやったなぁ🤔

ピストンリング交換したの覚えてる(笑)

昔の教育は、それがスタンダードだった?

 

ところでkeyは現在、デジタルノギスを持っています。

Amazonで購入した安物ですが、十分使えてます😉


 

ちなみに同じ『〇〇〇』でも、オープン型とシールド型では厚み(幅)が違うものがほとんどのようです。(リールに使うものに限ります←key調べ)

購入時に間違わないよう、気を付けましょう!

まぁ、違っていてもシム調整でどうにかなりそうですけどね😅

忘れないように適合ベアリングサイズを記載

では実際に所有しているリール達の適合ベアリングサイズを記載していきます。

カスタムに。修理に。

誰かの役に立つかな~😅

17セオリー 2004 12BB 交換ベアリングサイズ

7-ドラグカラー → DDL-1170

10-スプールメタルカラー → DDL-1170

19-ローターナットボールベアリング → DDL-850

40-ローラーボールベアリング → DDL-740 ×2

58-ピニオンボールベアリング(A) → DDL-1370ZZ

62-ピニオンボールベアリング(B) → DDL-850ZZ

76-オシレーティングギアボールベアリング → DDL-740

79-ドライブボールベアリング → DDL-1370ZZ

85-ドライブボールベアリング → DDL-1170ZZ

201-ハンドルノブカラー → DDL-740ZZ ×2

これでセオリーに必要なベアリングの種類は全部網羅です。

ラインローラーを2BB化するには別途部品が必要

安く済ませるならこっち

17セオリー2004

「38」 ローラーカラーA 部品コード:110011 ¥200-

「39」 ローラーパッキン 部品コード:185136 ¥300-

「41」 ローラーカラーB 部品コード:110010 ¥200-

詳しくはこちらの記事で紹介しています。

 

それが全部+ベアリングもセットになっているダイワ純正セットがこちら

実際買ったことありますが、コスパは良いと思います!

↓ ↓ ↓ ↓


19バリスティック LT FW1000S 11BB 交換ベアリングサイズ

まだ全バラする気は起きていないので、近々交換する予定のものだけ載せます。

6-スプールカラー → DDL-1060

14-スプールメタルカラー → DDL-1170

201-ハンドルノブカラー → DDL-740ZZ ×2

スプールメタルカラーを交換するには別途工具が必要

セオリーなどの旧シリーズでは、この部分を取り外すのに特別な工具は必要なかったのですが、LTシリーズから(?)イモネジというシマノと同じもので固定されているようです。

 

そのイモネジを外すのに、六角レンチ 0.89mmが必要になります。

 

ヘッジホッグスタジオでベアリングセットを買うと付いてくるのでその手もありますが、総費用がチトお高い😅


 

keyはセコなので、レンチ7本セットをAmazonで購入


 

ちなみに0.89mm単品もあります。


 

0.89mmを一本買うのと7本セット。

値段が大して変わらないという件…

 

keyは『TRUSCO』という名前を聞いたことがある気がしたのと、本数が多かったので😂そちらを選択しました。

13ナスキー 8BB 交換ベアリングサイズ サイズ

ラインローラー関連 → DDL-740ZZ ×2

48-ボールベアリング ×2 → DDL-1370ZZ ×2

50-ボールベアリング → DDL-850ZZ

56-ボールベアリング → DDL-1170ZZ

61-ハンドルノブブッシュ → DDL-740ZZ ×2

ラインローラー2BB化には別途部品が必要

14,15,17 → 10ステラ流用 詳しくはこちらの記事で紹介していますm(__)m

まとめ

使うベアリングの寸法がわかったら、実際にその品番を調べましょう!

厚みもあるので、そのあたりも要確認です☝

 

keyはこちらの早見表を利用させていただいています😄

株式会社SEKIさん、お世話になっておりますm(__)m

 

お約束ですが、自分で分解整備するのは自己責任でお願いします。(←コレ大事!)

メーカーの保証はもちろん、整備を受け付けてもらえないこともある?らしいです。

なので改造は推奨していません。

やりたい人は😎…ね💕

 

ちなみに、ダイワは自分で改造していたとしても、条件により修理してくれるみたい(←問い合わせて確認しました☎)

 

という事で、今回はおしまい。

 

次回、シールド型ベアリングをオープン化して、その効果を確認したいと思います😉

 

 

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