ギア噛み感の原因判明&19バリスティックのベアリング交換の巻
こんにちは。
keyです。
今回はタイトルの通り作業していきます!
それでは、今日もどうぞ宜しくお願い致しますm(__)m
17セオリー 12BBマグレス改 ギア噛み感の原因はここだった…かも
keyの17セオリー 2004 マグ抜き改
こいつは買った当初から問題あり❕
現在までの対処
- よくわからない部品が使われていたところを純正に戻す
- 脱脂して再グリスアップ
- ギア研磨
- 各所シムで隙間調整
- ベアリング全交換&フルオープン化
初心者が作業にしては、良くできたと思ってます←自画自賛🤣
噛みこみ感が出る条件
ずいぶん改善したけど、ギア噛み感は今も残り💦
よくよく思い出してみたら、スプールを上に向けて巻いたときだけ噛みこみ感がでて、下に向けてリールを巻いたときは、噛みこみ感無いんです。
なので薄々、上から伝わるスプールの重さが関係してる可能性を疑ってました。
原因判明か⁉
先日のベアリング交換後、微調整かねてもう一回バラしていた時のこと。
ローター外して
何気なくクラッチ(この銀の部分)に上から少し圧をかけながらハンドル回してみたところ、ギアの噛み感がマシマシ💀に!
これは間違いなく『ゴリゴリ』状態!!
という事は、ギア噛み感の原因はクラッチにかかるほんの少しの圧で確定か?
これは確認してみるしかないでしょ!!
クラッチを抑える蓋のネジを気持ち緩めて再組み立て
クラッチの上の蓋を外すと、オープン化したベアリングが丸見え💕
何度も蓋の閉まり具合=クラッチへの圧を調整した結果、こんなにネジが浮いてる状態が、今のところ巻いてみて一番違和感ない状態
ギア噛み感、ほとんど無くなった\(^o^)/
まさかのベアリングやギアが本質的な原因ではなく、クラッチに圧がかかっていた説💦
締めれば良いってもんじゃあないらしい…
リールって奥が深い
でもなんか変だよなぁ💦
蓋がパカつくし、水とか余裕で入りそう🤔
残る疑問
確かに噛みこみ感は減ったし、スプールの位置(上下)を変えてもどっちかが違和感出ることは無くなった。
でも、こんなに蓋の隙間が空いてて良いもんなのか?
ローターを少し浮かしてみる
そこで別の案に移行
もう一回バラし、このベアリングの上に
0.05mmのシムを載せ、ローターをちょっぴりかさ上げしてクラッチ上の蓋とローターの隙間を作る作戦
この蓋の隙間には
0.1mmのワッシャーを挿入して隙間埋め
シムのおかげで蓋のガタツキが無くなった👍
そして、0.05mmローターがかさ上げされたことによりクラッチへの圧が更に抜けたのか、噛みこみ感もほとんど消失😉
かなり良い感じに仕上がったぞ\(^o^)/
今回わかったこと
- ギア噛み感の大きな原因はクラッチへの圧-クリアランスはかなり影響するみたい
- クラッチに少量オイルをさすと回転が滑らかになる(画像取り忘れました😅)
実はこのマグ抜き改、SLPへ修理に出すか、ジャンク扱いで個人売に出すか悩んでたんです。
でも今回の調整がうまくいった事で、修理の選択は無くなりました。
ジャンク扱いも無い感じ
明らかに、初めて手元に来た時より改善しまくってます!
keyが体験して伝えたいこと
このセオリー2004マグ抜き改には、構成部品が違うなど、個人売の闇を色々教えてもらいました。
声を大にして言いたい!
釣り&改造初心者は、中古リール、特に改造済のものには手を出さない方が吉
チョット良いリールを新品で買って、自分で手を加えましょう!
その方が間違いない!!!
そして売却の事を考えて、箱とか付属品は大切に保管しておきましょう!
それもまた、間違いない!!
19バリスティック FW LT1000S-P フルベアリング化で7BB→11BB
続いてはこちら
作業内容としては、スプール内とスプールの受けに1個ずつベアリングを追加
ハンドルノブに2個ベアリングを追加
で、合計7BB → 11BBになるカスタムです!
17セオリーが合計12BBなので、19バリの方がトータル積めるベアリング数は少ない🤔
ラインローラーは元から2BBなので、今後やるとしたら脱脂+油脂交換かな
作業に必要な物
- ドライバー
- 六角レンチ0.89mm
Amazonで購入しました
セットで¥301-
安い!!
- ハンドルノブの蓋を外すもの
クリップを曲げて使ってます!
- 新品のベアリング
6-スプールカラー → DDL-1060
14-スプールメタルカラー → DDL-1170
201-ハンドルノブカラー → DDL-740ZZ ×2
スプール内をカラーからベアリンングへ交換
まずはスプールを外し
このリングを外します
中はこんな感じ
今までは、この状態でベアリングが取れたんだけど…
更にリングピンがある💦
真ん中のカラーはスプール裏から押し出しました💨
構成部品はこんな感じ
このカラーをNMB製 DDL-1060へ交換
はい、終了
あとは逆の手順で戻しましょう!
スプール受けも交換
19バリスティックにはシマノと同じように、イモネジがあるんです(LTシリーズからあるのかな?)
そこで登場するのが0.89mmの六角レンチ
ゆるめるのは『反時計回り』
ネジが抜けたら、カラーより上を引き抜いて
カラーをNMB製 DDL-1170へ交換
ここまでは簡単だったんだけど、イモネジを戻すとき、ネジ山壊すかと思うくらい硬かった💦
戻すときは気を付けましょう!!
ハンドルノブ
ハンドルノブの蓋をクリップ手曲げ棒で外し
ノブを止めてるネジを外すんですが、これがまたマジで硬い!!
回す方向は『反時計回り』
プロコンのネジを潰した悪夢が再びよみがえる😱
どうにか無事外れてくれて良かった💦
この樹脂カラーをNMB製ベアリング DDL-740ZZに交換
ベアリングのシールドは外しました!
シールドの外し方はこちらの記事で紹介してますm(__)m
あとはガタが少しあったので0.1㎜シムを一枚追加して終了!
見た目は全く変わっておりません😅
ついでに35mmのハンドル 重さ比べ
SLPワークスのRCS マシンカットライトハンドル 35mm
19バリFW LT1000S-Pに付いている純正35mmハンドル
同じ10gでした💦
違いは、『SLP』の文字があるか無いか☝
RCSマシンカットライトハンドルはノブ無しだけど純正ベアリング2個付き。
純正35mmハンドルはノブ付きのベアリング無しです。
今回わかったこと
- 19バリ、まじでネジが硬い😥 今後ラインローラー作業するとき気を付けよう
- 17セオリーに見た目はそっくりだけど(REAL FOURコンセプトシリーズ?)、19バリ(LTコンセプト)はベアリングサイズや数が若干違う
- ダイワ製35mmハンドルの重量は同じ
ちなみにREAL FOURコンセプトとは
4つのREAL
- 精緻を極めた駆動系-REAL ENGINE
- 快適を運ぶ操作性-REAL CONTROL
- 時を超える耐久性-REAL ENDURANCE
- 自分だけの快適空間-REAL CUSTOM
LTコンセプトとは
- 「LIGHT(軽量化)・TOUGH(耐久性)」
だそうです。
とりあえず19バリスティック、危うくネジ山なめるかと思ったほどネジが硬い!
今後のために覚えておこう!
そしてやっぱり、工具はほどほど精度が良くて丈夫なものを使った方がよさそう🔧
今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました✨
あ、お約束ですが、自分で分解整備するのは自己責任でお願いします。(←コレ大事!)
あぁ、早く釣りに行ってリール達を試したい…
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